宮沢賢治の処女作

宮沢賢治の処女作の詩の一つ。処女作とは言えど、何と深みがあることか。
『春と修羅』冒頭だが非常に趣きのある詩だ。
このブログでは、私の好きな詩を掲載していきたいと思う。

屈折率

七つ森のこつちのひとつが

水の中よりもつと明るく

そしてたいへん巨きいのに

わたくしはでこぼこ凍つたみちをふみ

このでこぼこの雪をふみ

向ふの縮れた亜鉛(あえん)の雲へ

陰気な郵便脚夫(きやくふ)のやうに

  (またアラツディン、洋燈(ラムプ)とり)

急がなければならないのか

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